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エミリー・ウングワレー展 大阪 国立国際美術館

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アボリジニが生んだ天才画家、エミリー・ウングワレー展が
大阪は中ノ島の国立国際美術館で4月13日まで開催されています。
エミリー・ウングワレー(1910頃~1996)は世界的に高い評価を得ている
オーストラリア代表する「プリミティヴ・アート」の画家です。
オーストラリアの先住民族として生まれ、西洋美術とは全く無縁な環境から
生み出された美しく自由で革新的な現代美術です。
主要作品120点余りが、日本ではじめて紹介されているので、先週みに行きました。

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大阪、中ノ島の国立国際美術館です。
地上には写真のような鉄パイプののオブジェだけですが
展覧会場は地下3階まであります。
設計者は建築家シーザー・ペリ、2004年(平成16年)年11月、開館されました。
オブジェの形が面白いので、写真を撮る人たちをよく見かけます。

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地下1階から2階のフロアーを望みます。

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壁面には大きなミロの作品が。

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地下3階の入り口にある大きな看板

作品を写真でご紹介できないのが残念ですが、80歳代の人が描いたとは思えない
みずみずしい感性の素晴らしい作品ばかりでした。
彼女は1970年代の後半にバティックの制作を始めますが
78歳くらいからキャンバスにアクリル画を描きはじめ、
86歳で亡くなるまで8年間に描かれた作品は3, 4千点に及びます。

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エミリー展のミュジアムシヨップも人気があります。

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エミリー・ウングワレーのビデオです。エミリーの素顔が紹介されています。

彼女はその生涯をシンプソン砂漠の端にある「ユートピア」と呼ばれる地区で送りました。
アリススプリングスの北東250kmに位置するユートピアは、エミリーの作品が
人気を博した美術界からは遠く隔たったところにあります。
エミリーの作品は、故郷であるアルハルクラの土地に深く根ざしており、
彼女は終生、儀礼や歌、踊り、絵画制作を行うことを通じてアルハルクラを称えました。
(National Museum of Australiaの記事より)

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エミリー・ウングワレーとその仲間たちの作品のブースです。
木彫りにペインティングした動物や生活用具などの素朴で楽しい作品が展示されています。

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エミリーの大作です。
彼女の作品は、故郷の風景の色に深く魅了されて描かれており、
観る詩歌とも言われています。

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ネムちゃんはお玄関の陽だまりで身繕いをしています。
体をゆする度に鈴が鳴ってうれしそう♪


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バラ芽吹く

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3月に入ってミニ薔薇が、芽吹きはじめた。
冬の間も屋外に出したまま、お水とたまに肥料あたえる以外は、
かまってやることもなく過ごしていたのに、小さな赤い芽がいくつも顔を出している。
今年も沢山の花を咲かせ、慰め励ましてくれることだろう。






京都嵯峨野  野宮(ののみや)神社と竹林の道

2月の句会は、いつもより早く出かけて、野宮神社と竹林の道を散策しました。

嵐山の駅から渡月橋に向かう途中、舞妓さんに出会いました。
桃割れにだらりの帯、紅い襦袢が、モノクロームの風景に華やかです。


記念撮影の舞妓さん? よーく見ると「一日体験舞妓さん」かも・・・・・・


道端のお地蔵様のとても可愛らしい表情


やはり嵯峨野、おもむきのある甘味処「指月庵」


源氏物語にも登場する野宮神社です。
野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれます)が
伊勢へ行かれる前に身を清められたところです。
今はえんむすびと子宝安産の神様です。


淡雪の残る寒い日でしたが、柔らかな日差しが心地良い境内です。


「お亀石」をなでながらお祈りしますと、 一年以内に願い事が成就すると言われています。


絵馬も平安絵巻風


毎年10月の第3日曜日に行われる斎宮行列です。


輿に乗っているのが斎宮です。

「斎宮(斎王)」とは、天皇が新たに即位 するごとに、
天照大神の御杖代(みつえしろ)と して伊勢神宮に遣わされた
斎王(未婚の内親王もしくは女王)のこと。
この歴史は飛鳥時代の天武天皇の頃にはすでに確立されており、
南北朝時代の後醍醐天皇の頃まで およそ660年間、
64人の姫君が遣わされていたと言い伝えられています。
(上の2枚の写真は野宮神社に掲載されていました。
斎宮の記事は野宮神社のHPより転載しました)

野宮神社のHPです。
http://www.nonomiya.com/


平安時代を偲ばせる、野宮神社周辺の竹林の道、とても風情があります。


近頃は人力車で嵯峨野巡りをするのが人気、竹林の道には似合っていますね。


ご機嫌ななめ、怒っているネムちゃんでーす。


神戸 生田神社の豆まき 節分祭

2月3日、神戸の生田神社の節分、豆撒き神事に行きました。
生田神社といえば昨年、藤原紀香さんと陣内貴則さんが結婚して有名になった神社、
三ノ宮から徒歩5~6分の処にあり、古くから生田の森として知られています。


氏子の年男、年女が撒く福豆を受けようとする人たちが、境内を埋め尽くしました。


節分祭の前に昼食です。
イカ、海老、ホタテ貝、お肉、野菜がたっぷり入った「海鮮あんかけそば」
おいしかった♪


すごーく寒い小雨のお天気だったのですが生田神社の鳥居をくぐる頃、雨はやみました
神社の楼門です。2時から豆撒きなので、1時30分位からお参りの人が多くなります。


楼門をくぐると、特設の舞台で宝塚スターが歌っています。
「すみれの花咲く頃」の歌声も境内に響き渡り、歓声が上がります。


神官を先頭に、約120人の氏子の年男、年女たちが入場してきます


オリックスバッファローズのネッピー・リプシーもいます。


港町神戸ですね、外国の年女も和装で参列です。


年男、年女たちが拝殿へ、2礼、2拍手をして厳かに祭典がはじまりました。


祭典後、いよいよ豆撒きです。場内は約3000人のが参拝し、
「福は内、鬼は外」のかけ声が始まると、寒さを忘れ手を伸ばして
“争奪戦”を繰り広げていました。
福豆約2万5000袋(約600キロ)が用意されたそうです。


豆撒きは5分程のあーと言う間、しめくくりに万歳三唱をして無事に終了
節分が過ぎると、暦の上ではもう「春」ですね。


人手が多いので福豆は無理だろうと諦めていたのですが、
足元に落ちてきたので、1ついただくことが出来ました


生田の森のご神木です。
平安時代の貴族もこの森を訪れ、多くの和歌を詠んだそうです。


おみくじは今も若い女性に人気、並んで待っています。


信号を待つ芸者さん、これからお座敷なのでしょうね。
夕暮れの街へ消えて行きました。


雨上がりの三ノ宮、生田ロードのたそがれ。


わんぱくネムちゃんです。
この爪で引っかかれると堪らない!!


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京都 嵐山と寂庵初句会

1月18日は、京都の嵯峨野で初句会がありました。
お天気の良いこの日は、嵐山の渡月橋を散策して寂庵に向かいました。

とても寒い日だったので、人影はまばらでしたが、
空気が澄んで、とても美しい嵐山の冬景色を観ることができました。
遊びに来た人たちが、カモメに餌を撒き楽しんでいます。


桂川の中州の枯葦が黄金色に輝き、正面に見える愛宕山も
うっすらと雪化粧をほどこし、古都ならではの風情があります。


水面に写る景色もしずか、聞こえてくるのはせせらぎの音だけ。
茶だんご、わらび餅と書いてあるのは「五木茶屋」五木ひろしさんのお店だそうです。


月に一度、寂庵で開かれるあんず句会、1月は初句会です。
この門をくぐる時は、いつも気持ちが引き締まります。
寂聴先生のお出ましはなかったけれど、テレビでお元気な様子を拝し、なによりです。


寂庵の垣根に咲いている、紅の鮮やかな山茶花、
12月はもっと沢山咲いていたのですが・・・・


帰りは友人と、渡月橋の近くにあるお蕎麦やさんでおしゃべり、
写真の「そばがき」がとても美味しくて、ホットするひと時でした。


帰ってくるとネムちゃんは、ホットカーペットと電気ストーブで
ほっかほっか猫になっていました。


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十日えびす  今宮戎神社

大阪の今宮戎神社では毎年1月9~11日まで十日戎が執り行われます。
9日は宵戎、10日は本戎、11日は残り戎と言われ、
商売繁盛をねがう人たちが繰り出し、非常に賑わいます。
大阪の人には「えっべっさん」とも親しまれ、豊臣時代から信仰されています。


十日戎のために一般から公募された美しい福娘は、
吉兆とも呼ばれる小宝を福笹に付けるのが役割。
小宝とは、銭袋・末広・小判・丁銀・烏帽子・臼・小槌・米俵・鯛等の縁起物ものです。
福娘の前には、福笹を差し出す人やカメラを向ける人であふれます。


福飴を売る屋台のおじさんの顔もえびすさんみたい。


えびすさんの飾り物を売るお店が、参道に軒を連ねます。


今年に入って不景気がより深刻、お参りの人たちも真剣。


特設のおおきな賽銭入れには、あちらこちらからお賽銭が飛んできます。


巫女さんのお神楽で厄払いをする人も、後を絶ちません。


この人たちは何? どうやらえびすさんの仮装行列みたい。


可愛らしい福娘たちが、小宝を前に笑顔でお客さんを待っています。


「商売繁盛で笹持って来い」このかけ声が境内に響きわたります。


青い瞳の福娘さんは、レンズを向けると微笑んでくれました。


ネムちゃんはホットカーペットの上でご機嫌でーす♪

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あけましておめでとうございます 初詣

あけましておめでとうございます。
ブログをはじめて、このお正月で一年になります。
昨年は多くの方に見ていただきまして、ありがとうございました。
更新はゆっくりですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


初詣に天満の天神さん(天満宮)を訪れました。
ご存知のように天神さんは学問の神様、菅原道真公をお祀りした神社
合格祈願の絵馬がいっぱい!
受験生が真剣なおももちで、絵馬を吊るしていました。


天神橋商店街は、天神さんへの参道として発展した、日本一長い商店街として有名です。
お正月と天神祭りの日には最も活気に満ち、人があふれます。


人出が多いので、普段お参りする北門からは入れず、
ガードマンの指図で南門まで商店街を大回り。
屋台が連なって、おいしそうな匂いが立ち込めています。


南門(表門)です。人がびっしり、拝殿までほんの少しずつしか進めません。


南門の頭上に干支の飾りが美しい。


拝殿は見えているのだけれど、なかなか進めず、いらち(せっかち)
な大阪人は、遠くからお賽銭を投げ入れます。


拝殿では巫女さんが厄払いのお神楽を舞っています。
投げ入れたお賽銭が、巫女さんや厄払いの人たちに、
当たらないように、参拝者と拝殿の境にネットが掛けられています。


手水舎もすごい人だかり。


上方落語の復活と街の活性化を願って、2006年9月15日開席された繁昌亭です。
用地は大阪天満宮の好意により、無料で提供され、
建設費用については「繁昌亭建設募金」を置く事で設立に至りました。


テレビで知っている落語家さんの名前もあります。お正月はやはり満席のよう。


ネムちゃんにとっては、初めてのお正月
エアコンの上に登って、何をするの?


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12月の街 クリスマスイルミネーション


12月は、大阪の街もクリスマスイルミネーションで、華やいでいます。


ターミナルの広場にきらめく光、見ているだけで幸せ♪


クリスマスプレゼントを選ぶのも楽しみにひとつ☆


中ノ島の公会堂もライトアップされて、クリスマスの装い。


イルミネーションストリートには、人があふれるほど。


待ち合わせて、恋人たちはどこへいくのかしら。


ネムちゃんはクリスマスより、とに角高いところが好き◎

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母校の田辺聖子文学館

田辺聖子文学館に行ってきました。

再現された書斎はカラフルで夢がいっぱい、ブルーの小瓶が窓辺に美しい


田辺聖子文学館は大阪の難波から近鉄電車で15分位、河内小阪の、
閑静な住宅街の一角に建つ樟蔭学園の中にあります。
樟蔭学園は中学、高校、短大、大学からなる女子の綜合学園です。
ここはわたしの母校、久しぶりに訪れると懐かしいですね。


田辺聖子さんは、樟蔭大学の前身である樟蔭女子専門学校国文科を、
主席で卒業されたそうです。
その大学の図書館に、今年文学館が設立されました。



素顔は、昨年の朝の人気テレビドラマ「いもたこなんきん」のまま
大家族の田辺写真館で、しあわせな少女時代。



大きなスヌーピーや、日本人形もお気に入り。


すごーく、可愛いい小物たち


書斎の本棚には本がぎっしり


大の宝塚ファン


夢も身に着ける物もきらきら光って!


華やかなドレス、田辺聖子さんも大阪のおばさま?


かもかのおっちゃんと結婚式、さすがにお二人とも神妙。
ドラマの中で、おっちゃんのプロポーズの言葉
「中途半端と中途半端が二人よったら満タンになるやろ」
こころに残る言葉です。


今年6月9日文学館オープン


お酒を飲んでカラオケを歌って、華やかに装うことも
旺盛な執筆活動はのエネルギー源なのでしょうね。


いつまでも、お元気で、ご活躍ください。


キャンピングチェヤーが、お気に入り。

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奈良県 山辺の道 石上神社から長岳寺まで

日本で最古の道といわれている山辺の道(やまのべのみち)は、奈良市中から天理をへて桜井に至ります。
今回は天理から歩き始め、桜井までの中間地点にある長岳寺を訪ねました。


石上神社(いそのかみじんじゃ)です。お天気のよかったこの日はハイキングをかねた人たちが、
三々五々参拝していました。
本殿はなく、写真は国宝の拝殿、百済王から献ぜられたという在銘の七枝刀が
国宝として伝えられています。


石上神社の境内には美しい鶏が放たれていました。


山辺の道は歌碑や句碑の道でもあります。


たわわに実った、おいしそうな柿の実があちらこちらに。


秋明菊も満開。


芭蕉の句碑もありました。


しずかな木漏れ日の道、本当に木の実が降ってきたのです。


持参の手作りのお弁当です。


天理観光農園のにゅうめん、めずらしいあわ餅が入っていました。
この辺りは素麺の産地としても有名


蔵のある農家、美しい青空の下に柿の実がいっぱい、
時間が止まったような懐かしい風景です。


メキシカンセージも秋の日を浴びて美しい。


刈り入れが済んで、藁塚が出来ていました。
藁塚は秋の季語です。
後ろに見えるのは、三輪山です。


夜都岐神社の入り口にある歌碑です。


誰もいない夜都岐神社


濃い色のきれいなコスモスが野辺を彩っていました。


蜜柑も収穫どき


弓月庵、料理屋さんです。


まほろばの青空にすすきが似合います


お地蔵さまも秋の日差しが気持ちよさそう


長岳寺の楼門、重要文化財


長岳寺の本堂、秋光の水面に映えて揺れています。
お参りに来た人たちが打ち鳴らす一願の鐘が、時折境内にひびき渡ります。


カメラバッグの上で、ねむーいねむーい、ネムちゃんです。
 



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